映画「東京原発」レンタル開始!
浜岡原発も登場

映画「東京原発」 主演:役所広司、 監督・脚本:山川元
◆9/25 DVDとビデオ発売&レンタル(TSUTAYAなど)開始

◆ Yahoo! ムービー東京原発」 
ネット注文はこちら 最安値3,887円 です
■予告編 ブロードバンド ダイヤルアップ (Windows Media Player)

「東京に原発を誘致する!」東京都知事の爆弾発言に会議室は大パニック。税金の優遇、冷暖房施設などいいことづくめの原発誘致。強引に原発誘致を進めようとするカリスマ都知事の真の狙いは何なのか? 練りに練られたストーリーをブラックコメディーで描きます! 浜岡原発も映画の中に登場。これを観ずに日本映画を語るなかれ!


役所広司が主役の娯楽映画「東京原発(公式サイト)」の静岡県内(静岡市、浜松市)での上映が無事終了いたしました。ご協力頂いた皆様、本当にどうもありがとうございました。おかげ様でたくさんの方々が映画館に足を運んでくださり、大成功に終えることができました。

2004.8.20朝日新聞「声」より


『東京原発』に安全を考えた  大学生 小林 永(はるか)

 映画を見た。私の住む静岡市で上映された役所広司主演の「東京原発」だ。すでに東京や他県では上映されているが、これまで静岡ではどういう理由かはわからないが一般上映 されなかった。

 映画では「東京に原発を誘致する!」との都知事発言で、都庁の会議室は混乱の渦の中へ。重いテーマが終始コミカルに描かれ、大胆な知事発言にも一面の真理があると思わせる。観客はまばらだったが、映画は示唆に富み、暮らしの安全を自ら考えずにはいられなくなる。 静岡での上映は、主催者の熱意で実現されたという。

 将来、東海地震が起きたら、想定震源の真上にある浜岡原発はどうなるのか。ここ静岡は? 東海村に浜岡、そして美浜と、原子力施設の事故が続く。ぜひとも多くの人にこの映画を見てもらい、じっくり考えてみてほしい。



上映ができなかった静岡県東部の皆様に耳寄りな情報です。この秋、三島市での『東京原発』自主上映会が決定しました!
日時:2004年11月12日(金)
 <午後の部>開場13:00 開演13:30(〜16:00)
  <夜の部> 開場18:00 開演18:30(〜21:00)
場所:三島市民文化会館ゆぅゆぅホール(大ホール)
チケット: 当日1000円 前売500円 高校生以下無料
      割引券有(チラシ等持参の方は200円割引)
お見逃しになった方はぜひこの機会にご覧ください!!


■静岡新聞 「清流」囲み記事  7月22日朝刊

『エネルギー考える動機に』

 八月に静岡市と浜松市で市民有志が上映する映画「東京原発」の試写を見た。一般に敬遠されがちな原発の難しい話を娯楽に仕立てた作品。

 映画では役所広司さん演じる都知事が「東京に原発を誘致する」と発言し、大混乱を招く。登場人物は皆うさんくさい。

原発推進派の学者は「原発は絶対に安全」の一点張り。対する反対派学者はデータを示して危険性を訴えるが、風ぼうの怪しさから説得力にやや欠ける。

 観客はそれぞれの登場人物が吐くせりふの真偽について最後まで考えさせられる。電力需要が急増する夏、日本のエネルギーを考えるきっかけに鑑賞してはどうか。(政治部・富田真悟)


◆小田実さん(作家)
すばらしいできの大ゴラク作品。タメになるしおおいに笑えるし、そしてあとズシリと重いものが心に残る。これに続けて、若手の人達が「大阪原発」「京都原発」「名古屋原発」というぐあいに「御当地原発」でつくっていくと面白い。

◆舛添要一さん(衆議院議員・国際政治学者)
この映画は、エネルギー政策について国民がもっと真剣に考えるべきことを訴えている。原発議論のよい材料だ。

◆田原総一郎さん(評論家)
“原発”という重くて深刻な題材に真っ向から挑戦しながら、驚くべき大型エンターテインメント映画に仕上げられている。強烈な毒と笑いに圧倒されながら若い才能が、確実に新しい映画の時代を切り開いていると実感せずにはいられなかった。

東京原発上映実行委員会 
事務局:古長谷稔